CORGEAR Co.Ltd

CORGEARは、コミュニティの課題解決を通じて、ソーシャルイノベーションを実現するクリエイター・テクノロジスト集団です。

CORGEARは、実務経験豊富なクリエイターとテクノロジストが、既存の価値観や関係性を編みなおした上で、最先端のエンタテインメントとデジタルテクノロジーを活用したソリューションを社会実装し、さまざまなコミュニティの課題解決を通じて、企業や社会のイノベーションを実現します。

価値観・関係性を編みなおす: 個々の課題には、特有の価値観・関係性が根底にあります。テクノロジーを活用する前に、それらを否定するのではなく、適切に編みなおします。
コ・クリエーション・コラボレーションする: 多様な実務経験を持つメンバーから適切なプロジェクトチームを編成し、多様なステークホルダーと協力関係を構築し、新しい価値を見出します。
当事者性を持つ: 顧客の課題に、同じ社会を生きる人間としての共通点を見出し、当事者性を持ってプロジェクトを推進します。
パートナーシップを重視する: 顧客との長期的なパートナーシップを重視します。また、時には顧客と一緒にリスクを取って事業運営も行います。
ハンズオンで実装する: ハンズオンで実装することを通じて、アイデアを現実のものにします。助言をすることもありますが、そこには実務家としての裏付けがあります。

CORGEARのサービス

CORGEARは、幅広い事業領域での知見と、国内外のネットワークを活用し、最適なソリューションを提供します。サービスは、エンタテイメントやデータを活用したソリューション、調査・コンサルティングと多岐に渡りますが、特にWeb3のような最先端のデジタルテクノロジーの活用に強みを持っています。

エンタテインメントとデジタルテクノロジーを活用したソリューション

- メディアアートやエンタテインメントコンテンツ開発
- エンタテインメントコンテンツと位置情報・音声ARを組み合わせたツーリズム開発
- Web3（NFT・DAO）を活用したコミュニティ開発

各種デジタルデータを活用したソリューション

- 行動データ、3D地理・空間データ、AI・ビッグデータを活用したソリューション
- デジタルプラットフォーム上のデータを活用したソリューション
- 統合型データ分析プラットフォーム

調査・コンサルティング

- 新規サービスや事業開発の調査・コンサルティング
- SDGs・ESGや地域創生（スマートシティなど）の調査・コンサルティング
- 各種ワークショップやハッカソンによるアイデア創出

CORGEARのプロジェクト

地域創生を目指す新たなツーリズム開発や、社会問題を解決するための日本発のブロックチェーンネットワークへの参加など、急速に拡大しています。

広島県福山市
瀬戸内絶景コーヒーの旅

デジタル技術を活用した観光コンテンツ開発とエリアマネジメントのため、ゲーミフィケーションを取り入れた新たなツーリズム開発を、アサヒタクシー(株)、福山電業(株)などと行いました。小規模観光資源を「瀬戸内絶景コーヒーの旅」としてコンテンツ化し、湧き水で自らコーヒーを淹れるという、音声ARを使いゲーム感覚で楽しめる体験型デジタルガイドを開発。それをタクシー/徒歩/自転車をオンデマンドで利用できるようにしました。地域観光の高付加価値化を目指す観光庁の実証事業に採択され、今後事業化を検討中です。
北海道帯広市
3つの十勝ドライブ旅

宿泊事業者の支援のため、広域観光周遊ルートを巡る新たなツーリズム開発を、HOTEL NUPKA、雑誌「スロウ」と行いました。地域の小規模観光資源を「3つの十勝ドライブ旅」としてエンタテインメントコンテンツ化し、帯広駅を中心とした約1600k㎡のエリアを、音声ARを使ったデジタルガイドで楽しみながら、3日間かけて自動車で巡る体験を開発しました。
大正大学　地域構想研究所
時空種苗街道

大正大学で地域創生を学ぶ学生と、巣鴨の歴史観光資源を掘り起こし、「時空種苗街道」というエンタテイメントコンテンツと、音声ARを使ったデジタルガイドを開発しました。大正大学とは、デジタルガイドが地域社会へもたらすインパクトについて実証研究をしました。
Japan Open Chain
ブロックチェーンの社会実装と利活用

ブロックチェーンを通じて社会課題を解決する、日本発のブロックチェーンネットワークJapan Open Chainに、(株)電通、G.U.テクノロジーズ(株)、(株)みんなの銀行、Pixiv(株)、京都芸術大学と参加しています。日本の法律を遵守し、安心できる運営者による高速ブロックチェーンを提供することで、革新的な技術を全ての人に提供し、社会課題を解決することを目指します。

CORGEAR代表川村文彦からのメッセージ

6年間イギリスに駐在した際、異文化でのビジネスの難しさを経験しながらも、ダイナミックな社会の変化を目の当たりにしました。帰国後も、グローバルなビジネス環境で挑戦しようと考えていましたが、変わらない日本社会の閉塞感に強い危機感を感じる一方、「日本社会のアップデートに貢献したい」という想いを持つようになり、色々な方々からご支援を頂くことで、CORGEARを設立しました。
社会のデジタル化は、企業だけでなく地域社会にもおよび、インパクトのある成果が出るのか、サスティナブルな経営・運営ができるのか、といった本質的な価値が問われています。テクノロジーは課題解決のための必要な手段ですが、大事なのは、さまざまなコミュニティに属する人々が、こころ豊かにワクワクとしながら、活力を持って日々の暮らしを営めることだと思います。
そこで、私たちは、既存の価値観や関係性を理解し、それを最適な形に編みなおしたうえで、エンタテインメントとデジタルテクノロジーによるソリューションを実装するというアプローチを取っています。
残された時間はそれほど多くはありません。多くの方と日本社会の未来を作るプロジェクトをご一緒できればと願っています。

川村文彦（かわむらふみひこ）
2002年ソニー(株)入社。2006年から6年間Sony UK
Ltd.に駐在。帰国後、新規事業開発や合弁会社のシニアマネジメントを経験した後、2021年2月にコーギア(株)を設立。